間違っちゃった理系回路搭載管理人の思考垂れ流し徒然日記。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
西読了。
というわけで、微妙にネタバレありの感想です。
今回は、仕掛けられる側の人視点の話が多いです。
何がおかしいのか分からないけど、何かおかしいことは分かる。そのままよく分からないまま話が進んで最後に『うわぁ……そうだったのか』と納得する展開。
あと、今回は台詞回しが幻想的……というよりぞくぞくするのが多いです。『本当にそれでいいんですか』という問いに、はいと答えてはいけないのに、答えざるを得ない状況。自分の何が悪いのか分からない。……ほんと、私好みだわ。

あと、今回は林蔵さんが主役なので、当たり前ですが、東の面子とはまたちょっとやり方が違います。結構ミステリー色が強いかしら。

以下、個別感想です。
豆狸:今回一番のハッピーエンド。や、話自体は不幸を通り越して悲惨すぎるだろうが主人公!という設定なのですが、最後の救われ方が幸せです。

鍛冶が嬶:まぁ、個人的には帷子辻と同じ様な好み加減です。林蔵さんの『あいつは正気』というのがね、好きなんですよ。そう、本人は至って正気。この話にしても、帷子辻にしても、陰摩羅鬼にしても。だから、陰摩羅鬼の『私は、間違っていたのですね』『いいえ、あなたは間違っていません。ただ、違っていたのです』という展開になるのでしょう。あの流れ、大好きだ。

夜楽屋:小右衛門さんすごい!と思ったら、そっちかよ!というあの展開が好き。
後は、ほら、人形を介して、僕は生を実感する、的なね。歪んだ自己認識の仕方。

野狐:東の面子が出てくるのはこの話だけ!百介がまだやさぐれていない、一番皆と仲良しな時期です。原稿を預かってもらった!と喜ぶ百介の姿に、良かったねぇと思う気持ち半分。残りはほら、続きを知ってる人ならきっと複雑。
この『西巷説』は時系列的には『前』の最後で上方へ戻った林蔵さんがビッグ(えぇ?)になってからの話なのですが、この野狐には、『前』で林蔵さんと又市さんが上方から江戸に来る羽目になったときのエピソードもちょっとだけ入っています。
にゃー、楽しかった。
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。